明日は明日の風がフク -7ページ目

ガラス

以前、ACSの新カリキュラムのレクチャーを受けに行った時に、

たまたまお隣同士になった方がガラスにムチャクチャ詳しくて、

この際とばかりにいろいろ伺ったおかげで、

新カリキュラム&ガラスの知識を、

同時に仕入れる事が出来たのでした。なんてラッキー!

(ガラスは私の鬼門なんです・・・)


その方が所属しているガラスフュージングのグループの作品展が、

先日銀座で開かれて、

招待状を頂いたのでさっそく初日に観に行ってきました。


個々の作品を撮るのはちょっと憚られたので写真はありませんが、

ガラスが鬼門の私、なんでこんなに美しくガラスがとろけるの~?と、

ただただ驚きでございました。

お隣同士だったNさんにもお会いして、ゆっくり説明を伺う事が出来ました。

そして、フュージングに使うミルフィオリをどっさり頂きました♪



明日は明日の風がフク-ミルフィオリ


Nさんどうもありがとう!!


作品展はもう終わってしまったけど、

Nさんのグループのリンクを貼っておきますね^^


( ・∀・)つ[カトレアガラスクラフト研究会(通称:ガラ研) ]


こちら、定期的に体験会を行っているそう。

私もガラスが得意になるようにチラッと受けてみようかな。

会員の方は銀粘土もされている方が結構いらっしゃるそうですよ。



そして、今日届いたマンスリーキャンペーン限定発売の教材・・・




明日は明日の風がフク-三宅島ガラス


ブロックの三宅島ガラス!


これは砕いて、フュージングさせて使います。

三宅島の火山灰による独特の色合い、

透明な青緑色が深い海のように美しいガラスです。

さて、銀粘土とどういう風に合わせようかなー?


他にも、




明日は明日の風がフク-三宅島ガラスとCZブラック


チェスカットの三宅島ガラスとCZブラック。

これはどちらも焼成不可。

以前黒い石を探していた方がいらしたので、

在庫5個限りですが、よろしかったら今のうちにどうぞ!

サイズは直径3㎜です。

そして大ぶりのチェスカットガラス、キラッキラでとても綺麗~♪

これはリングに使おうと思っています。


そろそろ涼しくなってくると創作意欲に火がついちゃうね。

歌舞伎座@東銀座

先日、歌舞伎を観てきました。



明日は明日の風がフク-歌舞伎座



八月納涼大歌舞伎、午前からの第一部は天保遊侠録と六歌仙容彩。



明日は明日の風がフク-ポスター



建物の老朽化と土地活用のために、来年取壊し建替えとのことですが、
この建物自体は戦後のものなのねぇ。



明日は明日の風がフク-正面口入った処


明日は明日の風がフク-舞台



さて、演目のあらすじと感想を。

「天保遊侠録(てんぽうゆうきょうろく)」
幕末天保時代、放蕩三昧で遊び人の御家人勝小吉は、かわいい息子麟太郎のために身を立て直す決心をし、役職を貰うために大久保上野介を招いて大盤振る舞いの宴を催すことになりました。そこに上野介お気に入りの芸者八重次が呼ばれますが、なぜか八重次はお座敷に上がるのを嫌がります。というのも以前、小吉と八重次は深い仲になりその後捨てられた経緯がありました。小吉に恨みつらみをぶつける八重次。その場を、なぜか宴会場の離れに呼ばれていた息子麟太郎に見られてうろたえる父小吉。八重次は麟太郎の賢い言動に免じて小吉に協力する事にしました。しかし宴は上野介らの横暴な振る舞いに耐えかねた小吉が大暴れしたため御破算に。そこへ小吉の養子先(勝家)の姉、阿茶の局が現て、麟太郎を直接お城へ御奉公させると連れて行ってしまいました。最愛の息子が手元から去ってしまい嘆く小吉、その傍らで慰める八重次・・・。

いつの時代も不出来な親を持つと子供がしっかりせざるを得ないというお話。
麟太郎君は世間から神童と呼ばれるほどの出来の良い息子で、
小吉はそれが何よりの自慢。
なのに我が身は不甲斐なく、

このままでは息子は出世もままならぬと職を得るため一念発起します。
でもそこは遊び人、子供に見せる顔と元カノとではエライ違い。
「見ていい時のおとっつあんと見ちゃいけない時のおとっつあんが、あるんだよぅ~」
のセリフはつい笑いを誘います。
蘭学かぶれの息子に人間の平等を説かれても、
自分を殺して上役に頭を下げなきゃいけない現実。
位が上というだけで威張り散らす前時代的な役人共の言動振る舞いにぶちギレル小吉に、
あ~ぁ!やっちまったな…と思いつつも喝采を送る観客は少なくなかった事でしょうね。
こういう話が現代まで生き残るのは、
江戸の時代も当節もあまり違いがないということでしょうか。
結局麟太郎君は伯母様(阿茶の局)の口添えで、
自分からお城に上がる事を決めてしまいました。
えー!と思ったのはおとっつあん。

「さっき言ってた事(平等精神)と違うじゃん!」
「お父上はもう無理しなくていいから、ずっとそのままでいてください」
(と言ったか言わなかったか)
残された母と妹をくれぐれも宜しくお願いしますと言い残し、
あっさりと籠に乗って行ってしまいました。
お座敷の中庭の場面から、回り舞台で鮮やかな桜満開の場面がパッと開けて、
それぞれの新しい生活への予感を感じさせます。
そこへ小吉の心情を表すかのようにパラパラと雨が降り出し八重次が傘を差し掛けます。
あーいい女だなぁ八重次さん!
小吉じゃなくてもつい、癒してほしくなるなぁ。
ちなみに小吉は橋之助、八重次は扇雀。遠目からも見目麗しく、
客席からの「ご両人!」の掛け声もビシッと決まって、
とても清々しい一幕でした。


休憩時間は客席で、歌舞伎座向いの「日の出屋」で買った手鞠寿司を頬張る。
客席で飲食OK(観劇中も)にはビックリした!
今どき、こんな劇場があるんだねぇ~。


「六歌仙容彩(ろっかせんすがたのいろどり)」
「古今和歌集」に和歌の名人と記された六人を六歌仙と称し、五人の歌人が小野小町に恋を仕掛けて振られる様が描かれます。『遍照』御殿を訪れた僧正遍照は小町を口説こうとしますが、道を誤ってはいけないと小町に諭され寺へ帰っていきます。『文屋』色好みの文屋康秀は、小町を求めて御殿に忍びますが、官女達に阻まれて叶わず、その様子を洒脱に踊ると去っていきます。『業平』美男で知られる在原業平も小町にすげなく振られます。『喜撰』都の東山へやって来た喜撰法師は祇園のお梶を口説きますが、こちらも振られて迎えに来た所化達と賑やかに踊り、高僧の姿に立ち返ります。『黒主』小町は大伴黒主に歌の盗作を責められますが、逆に黒主が詠んだ歌を証拠に天下横領の企てを暴きます。

三津五郎の一人五役という驚異の舞踊芝居。
福助の小野小町が光り輝くように美しく、

豪華な衣装と緋色の長袴が印象的でした。
色狂いの坊主や軽薄男を茶化した内容のようでしたが、
全編、唄と三味線鳴り物付きの舞踊が中心で、

唄の内容が全く判らないのと、
座りっぱなしでそろそろ腰に来たのが相まって、

舞台に集中するのに苦労しました。
幸いオペラグラスを持って行ったので、
舞台装置の隅々を見たり、バックの楽団(正式には連中)の唄っている様子や、
あの三味線の人ハンサムだったとか、
あの楽団の人達は日頃どんな生活してるんだろう…と、
全く本筋と関係ない事ばかり考えてました。
もちろんおじさんばっかりですが、若手もちらほらいらっしゃいます。
舞台上でも役者と違って、
化粧をしていないのでなんとなく身近に感じます。

(大変失礼な物言いですが…)

文屋は小町に会うことも出来ず官女達に追いかえされ逃げてしまいますが、
ここの場面はこのお芝居の笑い処で、
文屋と官女達のドタバタがうまい具合に舞踊になっています。
現代話も織り込まれ、文屋が去った後、
十人の官女達は今度の選挙をネタに笑いを取ってスリラーを踊りました。
オペラグラスで観るとどの官女も白塗りに紅のおちょぼ口なのに、
どことなく髭剃り跡が青々しく(いや、ワザとではないと思いますが)、
白の着物に緋色の長袴の巫女スタイルで妙に踊りがしっくりきてましたよ。

勘三郎の祇園のお梶の着物は、

紺地に縦縞模様に鶴と銀杏が白抜きで染め抜かれ粋な感じ。
ベージュ地の付け襟に銀杏と唐草模様が錦糸黒糸で、
グラマラスに刺しゅうされていてとても素敵でした。
で、その時ふとJoeyAriasを思い出しました。
Joeyは、ある日本人に玉三郎のようだと言われたそうですが、
私はどっちかというと彼は勘三郎っぽいと思います。
舞台への取組み方といい、全体のスタイル(姿勢)といい…
いや、ただ単に顔の大きさがそう思わせたのかも知れませんが。



さすがに3時間半も狭い座席に座りっぱなしで、
腰をさすりつつ席を立ちました。
今回の席は3階で正面舞台は上から覗き込むような形で割とよく見えましたが、
花道は全く見えませんでした。
以前に歌舞伎座に来たのは高校の時の演劇鑑賞会で、
あの時はまっっったく興味がなかったので居眠りしてたなぁ、
今回よりずっといい席だったのに、勿体ないことしたわ。
初めて知ったのですが、
歌舞伎座ってメッチャ敷居が高いのかと思っていたら、
3500円とか2000円で観る事が出来るんですよ。
機会があったらまた観に行きたいな、取り壊される前に。

歌舞伎座を出たのは3時近く。
銀座通りに向かって歩き出し上を見上げたら、
その子さんに微笑みかけられました。
…空はもう秋模様。



明日は明日の風がフク-その子さん

毎日暑い・・・

皆様いかがお過ごしでしょうか?


私は連日の酷暑でとろけそうですが、

どうにかこうにか生きてます・・・(v_v)


今、データ整理に着手しています。

なーんていうと聞こえはいいですが、

たまりに溜まった画像をどうにかしないと!と、

やっと腰を上げています・・・なんて重い腰なんだ。


長い事預かっている、Klaus Nomiの資料の方も、

やっとやる気が出てまいりました。

相変わらず英文サッパリ理解出来ないけど!

NYから帰ってから最近まで、

英文見ると震えが出たからなぁw

まぁ、一年なんてあっという間に過ぎちゃうものね。


銀粘土関係では、

先日、レッスン課題の新しいデザイン のレクチャーを

受けてきましたよ、府中まで。

長年教えてらっしゃる先生方も初心に帰って、

作ってみたくなるデザインの数々。

課題にしては技術的に難易度高いのもあるけど、

いろんなデザインを選べるのは楽しいね。

興味ある方はお問い合わせください。


そして、夏休み企画としてクラフトパーク茅ヶ崎店にて、

小中学生限定で講習会やりますよ。



明日は明日の風がフク-'09 夏休み企画


ツカえるシルバーアクセサリーを作って、

なおかつ自由研究の宿題も済ませちゃおう!という、

オリジナルプリント付きの一石二鳥企画^^

日時は14日・28日の金曜日、13:00~

お近くの方、是非お店にご予約を!


店頭のお仕事も夏休みという事で、

結構出没回数が多いです。ありがたい事です^^

でも、この暑さ!

無理しない程度に最善を尽くしますワ♪


皆様もどうぞご自愛くださいマセ。 では!